主の日の祈り

主の日の礼拝にて

1/3礼拝にて

イエス・キリストの父、全能の父なる御神、
与えられた2016年のはじめの主の日を、こうして共に守ることができますことを、心から感謝致します。過ぎた年にも、思いがけないことごとにも伴うあなたの守りと導きが与えられていたことを改めて思います。私どもの思い通りではないと致しましても、しかし神の国の支配、あなたの御心が行われ続けていると信じる信仰を絶やすことがないように、どうぞ私どもを守ってください。そのためにも、あなたの言葉が必要です。私どもの言葉は、自分の悲しみや苦しみ、孤独をなぞり続けるようなものです。新しく喜びや希望を作り出す力が乏しくあります。闇に光を語りつつ造ることがおできになるあなたの言葉を、どうしても必要としています。新しく迎えましたこの年にも、あなたの御前で礼拝を絶やさずに捧げ続けますので、どうぞ、あなたの言葉をそのたびに響かせてください。あなたとの出会いを欠かすことなく、歩みが強められますように。
年が改まるといえども、私ども個々人も、この国も、この世界も負わされている課題が大きく変わることはありません。むしろ、大きな時代の潮流を感じています。いったい私どもの国が、私どもの世界がどうなってしまうのかと案じている心が、そこここに見えています。
そのような案ずる心を、私どもは全能の父なる神の御前に携え続けることができますように。私どもは祈りのために選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、神につける民です。主イエスの御名による祈りが与えられています。どうぞ、この特権、この力を無駄にせず、世界の祈りの列の中で、いっそうたしかな祈りを、揺るぎなく平和を祈っていることができますように。八王子のこの群れも、日本の教会も、そして世界の各地に建てられている主の御名のもとにある教会一つひとつを強めてください。軸足をずらすことなく、平和を祈っていることができますように。
私ども個々人の生活に、何が起きるのかと怖じる心を、平安へと導いてください。憐れみをもって導いていてくださる主に、ゆだねることができますように。私どもの心が平安に満たされるまで、ゆだねることができますように。
今、心にある様々なものを携えて、主の御言葉の前に出ます。主よ、み言葉を与えてください。共に集えない者たちにも、あなたの守りと祝福が伴いますように。主の御名によって祈ります。