主の日の祈り

主の日の礼拝にて

5/24礼拝にて

あなたが御霊を教会に与えてくださったことを、改めて喜びつつ、御前にあります。言葉を失っていた弟子たちが再び喜ばしく明らかに語ることができるようにされました。その福音の前に集う教会が姿を現して、今に至るまで、そして今朝もまさにそのように主の言葉の前に喜んで集っています。私どももまた言葉を失うようなところから、あなたによって何度喜びの言葉を教えられたことでしょうか。何度、キリストが今も生きておられると言うことを示されたことでしょうか。御霊が与えられていることの幸いを心から感謝致します。
 私どもの魂、私どもの霊をあなたの御霊で探ってください。あなたを父と呼ばせるあなたの霊を与えられている私どもです。今こそ、その呼び声を強く確かなものとさせてください。そう願わざるを得ない私どもです。違う霊の働きに私どもの霊が捕らえられているかもしれないのです。不信仰の霊や、愛すことを邪魔する霊、相手に対しての望みを失わせる霊、くだらないこと、些細なことにこだわり続けさせようとする霊、どうぞ、そうしたあなたから私どもを離してほくそ笑む霊の働きを、御霊を一筋に信じる心によって、追い立てることができますように。「求める者にどうして聖霊をくださらないはずがあろうか」と言われた主イエスの言葉をそのまま信じることができますように。今ここで、御霊に満たしてください。愛を保っていることができますように。望みに生きていることができますように。罪から離れていることができますように。
 世界に平和を与えてください。憎しみやその故の紛争で途方に暮れている人々があります。あなたが憐れんでください。人と人とを結び合わせようとするどのような働きも、あなたが祝福し強めてください。
 心ならずも今日、共に主の日を祝うことができない者たちをあなたが憐れんでください。病を癒してください。痛みや不快を取り除いてください。健やかにしてください。
 愛に生きようと努めてきました。しかし、そう生きようと思えば思うほど、自分自身の限界を感じます。注ぐべき愛を注ぐことができますように。また、どうしても私どもの手の届かない人々を、それでも主の手にしっかりとゆだねていることができますように。
 主の御名によって祈ります。