主の日の祈り

主の日の礼拝にて

11/9礼拝にて

イエス・キリストの父なる御神
あなたがここにいる私どもを訪ねてくださっていることを今、御霊によって明らかにお示しください。
 一週間の歩みが、私どもを追いかけてきます。信仰のなさ、愛のなさ、忍耐のなさを思わずに、ここに立てるものは一人もおりません。たくさんの言葉を語ってきたように思いますが、しかし、語るべき言葉を知らずにいたのかもしれません。たくさんの言葉を聞きいてきたようにも思いますが、しかし、本当に耳を傾けるべき言葉に依然として耳を閉ざしたままだったのかもしれません。そうした私どもの愛の弱さをあなたの前にこそさらして立つ信仰を私どもに与えてください。私どもの歩みの弱さ、罪深さをふり返り、引っ張られて、新しい姿を望むことすらやめてしまうことがありませんように。あなたを望み見つつ私どもは造られていると信じています。この信仰を守ってください。本当にあなたを求めている私どもの部分、悔い改めつつあなたを呼んでいるところへとあなたが足を進め、慰めを語ってくださいますように。
 災害や病の満ちている世界です。あなたの憐れみを注いでください。そのような世界の中で、私どもは明らかな喜びを御前に献げ続けていることができますように。喜びを携えて、礼拝を重ね、伝道をしていることができますように。
理想的な世界を思い詰めるあまり戦いに明け暮れている人々が、それが破壊でしかないことに気づけますように。敵意や憎しみから自由にされますように。
 信仰の自由が許されないまま、しかし増えつつある隣国のキリスト者たち、教会を覚えてください。増えてゆく信仰の仲間たちがキリストにある平和を作ることができますように。またまことに小さな実りしか御前に携えることができていない日本の教会を憐れんでください。恐れるな、小さき群れよ。神の国をくださることはあなたがたの父の御心なのだ、と御子は励ましてくださっています。どの地方に立つどんな教会にも、今朝、御霊を注ぎ、神の国を明らかに示して立っていることができますように。私どももここに神の国が来ていることを今、心から信じ礼拝を献げます。今朝、祝福を求めて御前にある子どもたちにも祝福が行き届き、粘り強い望みに生きてゆけますように。