主の日の祈り

主の日の礼拝にて

8/28礼拝にて

暑さ厳しい季節を守られて、共々に8月最後の主の日を向けることが許されました。きょうもまた、あなたの恵み深い招きによって、御許に引き寄せてくださって、どうしても必要な恵みを備えてくださいます。どうか、その恵みをみ言葉によって深く受けとめることができますように。み言葉によって神への感謝を新しくすることができますように。様々に喜びや悲しみを通ってここにあります。愛する肉親を失った悲しみのなかにある者もおります。共に主の御前に祈り得た幸いが深い慰めとなりますように。

平和の歩みをと祈りつつ過ごした8月でありました。どうか、平和の求めが年中行事になってしまうことがなく、意義深い平和の足取りを整えることができるように守ってください。とくに、政治的に重い責任を持つ者たちを憐れんでください。選択を誤ることがありませんように。また、国民一人ひとりが責任を持って考えていることができますように。

災害に苦しむ人々、とくに先週起きたイタリアの地震の被害を主が憐れんでくださいますように。また、この国でも多くの自然災害が起きています。未だに日常生活を失ったままの人々もいます。あなたの憐れみを注いでください。

希望をもって将来を見通すことが難しくなる時代にも思われます。希望を語ることが難しくなっている時代です。今こそ、私どもの信仰を強めてください。人間が考える希望が絶え果てるときにも、あなたが与えてくださる希望は尽きることがないと知っています。主イエス・キリストのゆえに、勇気を出せ、すでに世に勝った、という言葉を聴き続けることが許されています。どうか、私どもの目と耳を、主イエスにこそ向け続けることができますように。

礼拝に集い得ない者たちをあなたが顧みてください。高齢のゆえ、病床にあって、不自由のゆえに、集えない魂を、あなたが導き続けてください。

主の御名によって祈ります。