主の日の祈り

主の日の礼拝にて

7/31礼拝にて

あなたの恵みを求めて御前にあります。父なる御神、あなたが全能の父、私どもの造り主、命の主であることを覚えております。教会の歴史2000年にわたって、人々が本当に様々なところを通りつつも、あなたが命の主であるという信仰が尽き果てることはありませんでした。あなたの霊を新しく注ぎ、それほど確かな恵みの前にあるということを、今、生きているこの生活にあなたの恵みが絡みついていることを新しく思い起こさせてください。
悪から救い出されるように祈れ、と主イエスはお教えくださいました。七難八苦を与え給えなどと願うほど、私どもが強くないことを、主よ、あなたがご存じです。どうぞ、恵みと守りをこの週もお与えください。そして、どうしても受けとめなければならない試練があるのならば、どうぞ、それには耐える力を与えてください。み言葉を求めています。ありきたりの言葉では満足できません。だれの言葉でも届くことがなかった心の深みを抱えているからです。どうぞ、今朝、ほかでもない、この私に向けての言葉を与えてください。聖書があなたから私への言葉として新しく響きますように。
命が軽くされる現実に出会っています。命の主を恐れない人間の悲惨かこれほどまでかと味わわされています。国の外ばかりではなくて、私どものすぐ近くでもそうです。うろたえる心に満ちています。いったい時代はどうなってしまうのか、みんな恐れています。恐れるゆえに、心を固く閉じてしまいそうになります。どうぞ、相手を労る思いや、理解できないことにそれでも理解しようとする忍耐、相手の足りなさをそっと受けとめる寛容さを、あなたを信じている者にも、そうでない者にも、どうぞ、あなたが与えてくださいますように。
先だって愛のキリストを知らされてる私どもが、先だって、愛と赦し、平和に生きることができますように。世界の教会をこの主の日ひと日、教会の頭であり給う主イエス・キリスト御自身が、御霊によって訪ね歩いてください。紛争の地の教会、テロの恐怖と悲しみに翻弄されている国や地域の教会、信仰の自由が許されないまま密かに礼拝を献げている教会、また、あふれかえる富の中で貧しさに対する責任を忘れそうになっている教会、どの教会も平和の主のご訪問に揺り覚まされますように。
とくに政治的に重い責任を負っている人々を、あなたが憐れんでください。敵意を増幅してしまう企てを挫いてください。本当の平和の重荷を負う努力であるならば、どれも祝福してください。都知事選を迎えています、ふさわしい都知事が選ばれますように。
今日ここで、病や痛みや不快や不自由に癒しが、うずくまる心に光が与えられますように。