主の日の祈り

主の日の礼拝にて

7/19礼拝にて

あなたを父と呼びつつ、ここに帰ってくることが許されました。信仰を保たせていただいて、健康もまた支えられ、御前に出ることができる幸いを心から感謝致します。私どもが言葉を尽くして私ども自身の心を説明する必要も無く、私どもの心そのままを、読んでいてくださっています。しかも、愛をもって、慰めを備えつつ読み知ってくださっています。むしろあなたが言葉を与え、私どもがいったいどういうところで悩み、苦しみ、悲しみを深めているかを、言葉によって知らせて解いてくださる恵みもまた備えてくださいます。それゆえに、御前に私どもの正直な心、ひたすらあなたを呼び求める心で出ることができますように。
 戦後70年を覚える季節を過ごしています。平和への願いが戦争を知らない世代にも伝わってまいりますように。平和への道が様々に考えられていますが、国として思いがけない形で世界の紛争に巻き込まれるようになるのではないかと、多くの人が恐れています。主よ、どのようにすればよいのでしょうか。剣を取るなと主イエスが教えられたことが、いったいどういうことであるのかを、どうぞ、冷静に考えていることができますように。沖縄、広島、長崎、その他の各地、またアジア諸国をも巻き込み苦しめた私どもの国の、かつての戦争の悲惨や愚かさが、一つひとつ正しく思い起こされてまいりますように。政治も混乱しています。どうぞ、あなたの御心が、本当に行われますように。政治的な責任を負っている人々をあなたが守り導いてください。
病の中にある者たちをあなたが憐れんでください。痛み、不快、苦しみ、恐れをあなたが取り除いてください。また、暑さの厳しい季節を迎えます。どうぞ、ご高齢の方々をとくに覚えてくださいますように。
目の前のことに目も心も奪われがちな私どもです。時代を貫いて古びず変わりない真理の言葉、キリストの言葉をここで聴くことができるようにしてください。御霊を与えてください。私どもの霊をたずねてください。