主の日の祈り

主の日の礼拝にて

5/10礼拝にて

 ここにこうして集うことが許されました。習慣のように御前に出るということもありますし、あるいはまた、様々な誘惑と闘いながらやっとの思いでやって来たということもあるかもしれません。あなたがすべてを備えてくださいました。こうしてあなたを拝む心もまた、あなたが備えて下さっているものであることを感謝することができますように。
 声を合わせた賛美、心を合わせた祈りの内に自分自身を置くことができる幸いを感謝致します。それだけに、こうした共なる礼拝に身を置くことが許されない信仰の仲間たち、老いや病でここを慕いつつある者たちを思いつつ、祈りを集めています。どうぞ、あなたの 御心を深く信じる心を、共々に献げていることができますように。
 様々な思いや願いを重ねつつ生きています。どうぞ、その思いと願いをあなたがきよめてください。きよめられた心で、ふり返ることができますように。み言葉を聴かないふりをして自分の心のままに生きてしまったこと、あなたが与えてくださった共に生きる人々に対して、なすべきことを怠けてしまったこと、朝祈った祈りを夕べには失ってしまったこと、どれも、あなたの御前に悔い改めなくてはなりません。不信仰に凝り固まる心がありますならば、どうぞ、あなたの語りかけのなかで、広げられ、緩められますように。
 家族のために祈ります。友人のために祈ります。この国のために祈り、世界のために祈りたいと思っております。どうしても受けいれることができない者のために、あなたの御心に生きているのだろうかといぶかってしまう人々のために、どうぞあなたが御心を行ってください。災害に遭っている国、困窮している国をあなたが憐れんでください。あなたを信じている者たちもそうでない者たちも、平和を志す者たちをあなたが助け支えてください。
 世界の教会に、今日、み言葉を語らせる霊を、そして人を新しくする霊を注いでください。私どももここでその御霊が与えられることを信じます。
主の御名によって祈ります。