主の日の祈り

主の日の礼拝にて

2/15礼拝にて

あなたの御名を呼びつつ歩んでまいりました。信仰の父、アブラハムすらそうであったように、御名を呼ぶことが宙に消えているのではないかと思ったり、もう御名を呼ぶことすら忘れて、ただため息をついているだけのことがあったり、まことに恥ずかしい私どもの歩みです。しかし、あとになって、私どもを根こそぎ担い、持ち運んでくださる実に懇ろな、現実的な恵みに驚くこともまた真実です。どうぞ、光が見えないと思うときにも、耐えられない試練と思うときにも、あなたが私どもを導き通して、時間をかけてでもあなたの暖かな父親らしい御手を見ることができるようにしてください。このようにあなたの御前を離れられないのは、小さくとも心の根っこであなたを信じているのです。その信仰が実に正しいものであるということを、どうぞ、あなたが一人ひとりの歩みの中で明らかにしてください。そして、今この時、み言葉によってあなたの真実を先取ることができますように。ここですでに深い感謝を献げることができるようにしてください。
 世界に平和を与えてください。和平の努力をする政治家たちの味方となってください。積極的に戦いを進めようとする歩みをどうぞとどめてください。
 私どもの愛の貧しさを悔い改めます。どうぞ、少しでも愛が成長しますように。今より少しでも遠くに愛を届かせられますように。
 うずくまる心を顧みてください。祈りを失った心に祈りを再び与えてください。どうぞ、御霊を注いでください。あなたの言葉こそ、高く響きますように。