主の日の祈り

主の日の礼拝にて

1/25礼拝にて

イエス・キリストの父なる御神
 どうぞ、私どもの歩んでまいりました歩みが、あなたとつながっていたこと、この朝、こうして教会に向けて歩みを進めてきたのと同じように、結局私どもの歩みの全体があなたに向けての歩みであったことに気づくことができるようにしてください。私どもの罪深さも、私どもの迷いや悲しみや苦しみも、あなたを目指していたことに気づけますように。
 信仰の弱さがあるのならば、御霊を与えてくださって、強めてくださって、私どもがあなたとともに歩んでいることを認めることができるようにしてください。私どもはこうしてあなたの前に出てまいりました。新しくなりたいと思うからです。あなたが新しくしてくださると信じているからです。私どもの中によどんでいる古い空気、繰り返す古い言葉を、御霊の言葉で吹き去ってください。
  世界の騒乱をしずめてください。捕らわれている日本人、またすべての捕らわれている人々をあなたが顧みてください。神を信じることを標榜するどの人々も、神が望んでおられるのは平和であるということを知ることから離れてしまうことがありませんように。お互いに平和を祈っていることができますように。ヨーロッパの教会、アメリカの教会、アジアの教会、世界の教会に、この主の日、御霊を注いでください。キリストの恵みの言葉を与えてくださって、やはり古くて固くなってしまう人間の言葉を吹き払ってください。どの教会にも柔らかい心が与えられて、本当に考えるべき事、本当に語っているべき事を重んじていることができますように。
 ささやかであっても私どもも、足下から愛に生きること、ゆるしに生きること、和解に生きることができますように。キリストの愛に学ばせてください。また、その愛の力を私どもに備えてください。
 ひたすら病や痛みや不快に耐えなくてはならない者たちにあなたが癒しを与えてください。試練のなかを通っている者たちに、なくてはならないあなたの助けと恵みを与えてください。
 主の御名によって祈ります。