主の日の祈り

主の日の礼拝にて

11/30礼拝にて

イエス・キリストの父なる御神
 あなたの御子イエス・キリストの御降誕の祝いを待ち望む季節になりました。あなたは御子イエスを確かにこの地上にお与えくださいました。そのようにして、あなたの御手が、おとぎ話でも神話でもなく、私どもの現実、私どもの歴史、私どもの生活に触れてくださっているということをお示しくださいました。また、その確かさは、再び主イエスがこの地上に、私どもの歴史に、全く触れてくださるところにまで及んでいくことをお示しくださっています。
 私どもがあなたのそのような現実の、確かな救いを、うつろなものに考えてしまっているとすれば――まるであなたが私どもの生活に関わっておられないような思いでいるとすれば、どうぞ、クリスマスの祝いを祝うにふさわしい確かな心を献げることができるようにしてください。どうぞ私どもの思い通りではない現実のなかにも、あなたの御手を見抜くしたたかな信仰のまなざしを与えてください。目に見える現実を信仰のまなざしで見るためには、あなたの言葉が必要です。実に表面的な見方しかできない私どもを、主よ、どうかあわれんでください。あなたに持ち運ばれている私どもであることがここに見えてまいりますように。
 世界の教会で祝われ始めるクリスマスを祝福してください。牽制し合っている国同士がありますし、利害の対立から敵意をもって向き合っている国もあります。しかし、そうした国々にも同じ主の御名を呼ぶキリストの教会があります。教会が「天には栄え、地には平和」と歌いつつ、どうぞ和らぐ心を重んじていることができますように。平和を作っていることができますように。とくに、政治や経済において責任ある立場のキリスト者たちが、平和を重んじることができますように。また、日本の教会を祝福してください。年中行事としてのクリスマスの喧噪のなかで、静かに、しかし揺るぎなく、主の御降誕を祝っていることができますように。
 病んでいる者たち、肉体やまた心に痛みを抱えている者たちをあわれんでください。悲しみや悩みの深いところを今朝あなたがお訪ねください。

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