主の日の祈り

主の日の礼拝にて

10/26礼拝にて

あなたのみ言葉を慕い求めてここに集まっております。言葉を私どもの魂に届かせるあなたの尊い御霊を注いでください。
あなたの言葉のさいわいを知っています。あなたの言葉に勇気が与えられて、それぞれの生活の中にあなたによって置かれたと信じて、暮らしてきました。その歩みを守ってくださって感謝致します。
あなたのもとに帰ってきて、こうして御子の十字架の前に座るとき、まことに申し訳ない思いが致します。愛や正義を重んじ、私どもなりに思いや知恵を注いで生きてきたつもりです。けれども、ひょっとすると自分のほうに傾いた愛を上塗りしていただけかもしれないこと、自分のほうに傾いた正義の上塗りをしていただけかもしれないことに気づかされます。しかし、ふり返れば、そのような申し訳なささえ知らなかった私どもです。本当は独りよがりのはずの愛や正義に妙に自信を持っていたところから、このようにあなたの愛にあこがれ、学ぶべき愛を知るようになりました。ここで、そのあなたを愛の大きさのゆえに畏れかしこみ、自らを恥じつつ、そのようにして私どもは新しくされます。
どうぞ、あなたの言葉によってあなたの愛と正しさを教えてください。人々と手を携えて、平和を作っていることができますように。
戦いの恐れのなかで平和を乞い求めている人々をあわれんでください。この主の日、世界中の主の名のもとにある教会を祝福してください。平和が語られますように。信仰の自由が与えられていない国で、礼拝を献げている人々の礼拝を主がたずねてください。命に関わる伝染病をやむ人、それを恐れている人々、向き合っている医療従事者や研究者に顧みを注いでください。災害に苦しむ人悲しむ人に慰めが与えられますように。
み言葉を与えてください。うずくまる者にも慰めが届きますように。病んでいる肉体も魂も、あなたのみ言葉に癒されますように。またここに共に集えない信仰の仲間が献げるどんなに小さな祈りにも、あなたが顧みを与えてください。
主の御名によって祈ります。